CLAUDE.local.md の使い方:自分だけのメモを Git に入れずに Claude Code に読ませる
Claude Code が読み込む CLAUDE.local.md の役割を解説します。CLAUDE.md との違い、置き場所と読み込み順、.gitignore への追加、ローカル環境固有の情報や個人的な作業メモの書き方の例を紹介します。
チームで共有する CLAUDE.md に、自分のローカル環境の DB 名や、個人的に気になっている TODO を書くわけにはいきません。そうした「自分だけが Claude に伝えたいこと」の置き場所が CLAUDE.local.md です。
結論として、CLAUDE.local.md はプロジェクトのルートに置く Git 管理外のファイルで、CLAUDE.md と一緒に自動で読み込まれます。
KEY POINT
この記事で分かること
- CLAUDE.local.md の置き場所と読み込みの仕組み
- CLAUDE.md との使い分け
- 書く内容の具体例
CLAUDE.md との違い
| 項目 | CLAUDE.md | CLAUDE.local.md |
|---|---|---|
| 置き場所 | リポジトリのルート(または .claude/) | リポジトリのルート |
| Git 管理 | する | しない(自動で .gitignore に追加) |
| 読者 | チーム全員の Claude | 自分の Claude だけ |
| 書く内容 | 規約、コマンド、変更禁止 | ローカル環境の情報、個人のメモ |
両方が存在する場合、Claude Code はどちらも読み込みます。/memory コマンドで、読み込まれたファイルの一覧を確認できます。
用語解説
ユーザー用 CLAUDE.md との違い: ~/.claude/CLAUDE.md は「自分の全プロジェクト」に効く個人設定です。CLAUDE.local.md は「このプロジェクトでの自分」に効きます。プロジェクト固有でかつ個人的な情報だけを CLAUDE.local.md に書きます。
書く内容の例
## ローカル環境
- DB は Docker の `pg-local` コンテナ(ポート 5433)。`docker compose up db` で起動
- 開発サーバーは 3001 番ポートで動かしている(3000 は別プロジェクトが使用中)
- Node は nvm で 22.x を使用
## 自分の作業メモ
- 現在 `feature/billing` ブランチで請求機能を実装中
- `src/legacy/` は近く削除予定なので新規コードを追加しない
- レビューで指摘されやすい点: エラーメッセージの日本語化を忘れがち
## 個人の好み
- コミットメッセージは英語で書く(チーム規約はどちらでも可)
チームの規約と矛盾する内容は書かないでください。「チームは A、自分は B」という指示が両方読まれると、Claude の挙動が不安定になります。CLAUDE.local.md には、CLAUDE.md にない情報の追加だけを書くのが安全です。
.gitignore の確認
Claude Code は初回に CLAUDE.local.md を検出すると .gitignore へ追記します。追記されていない場合は手で追加します。
CLAUDE.local.md
.claude/settings.local.json
settings.local.json(個人用の権限設定)も同じく Git 管理外なので、あわせて追加しておきます(settings.local.json の役割)。
秘密情報は書かない
Git 管理外であっても、API キーやパスワードは CLAUDE.local.md に書かないでください。ファイルの内容は毎セッション API に送信されます。接続情報が必要なら、環境変数名だけを書き、値は環境変数に置きます。
会話中に追記する
対話中に # で始まる行を入力すると、その内容をどのメモリファイルに保存するか選択できます。個人的なメモは CLAUDE.local.md を選びます。「次回もこれを覚えていてほしい」と思ったときに使う習慣をつけると、ファイルが自然に育ちます。
関連する記事
CLAUDE.md 全体の 3 階層(ユーザー・プロジェクト・個人)と書くべき内容は、親記事の CLAUDE.md の書き方 を参照してください。長い内容を別ファイルに分けたい場合は @ インポート記法 が使えます。
まとめ
CLAUDE.local.mdはプロジェクトのルートに置く Git 管理外の個人用メモ。CLAUDE.md と一緒に読み込まれる- ローカル環境の情報、進行中の作業、個人の好みを書く。チーム規約と矛盾する内容は書かない
- 秘密情報は書かず、環境変数名だけを記す
.gitignoreに入っているかを確認する
よくある質問
- CLAUDE.local.md はどこに置きますか?
- プロジェクトの CLAUDE.md と同じ場所(リポジトリのルート)に置きます。Claude Code が自動で .gitignore に追加します。
- CLAUDE.md と内容が矛盾したらどちらが優先されますか?
- 両方が読み込まれ、後から読まれるより具体的な指示が優先される傾向があります。矛盾しないよう、CLAUDE.local.md には追加情報だけを書くのが安全です。
参考にした一次情報
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