Claude Code に入力したコードは学習に使われるのか:プランごとのデータ利用と設定の確認方法
Claude Code で扱ったコードや会話が Anthropic のモデル学習に使われるかを、個人プラン(Pro/Max)と商用(API/Team/Enterprise)に分けて整理します。設定画面での確認手順、保持期間、業務利用で押さえるべき点を解説します。
目次
「Claude Code に読ませたコードが、Anthropic のモデルの学習に使われるのではないか」。業務で使う前に必ず出る疑問です。答えは 契約の種類と設定によって異なります。個人向けプランと商用プランでは既定の扱いが違い、個人向けプランでは自分で設定を確認する必要があります。
この記事では、プランごとの既定の扱いと、設定の確認手順、業務利用で判断すべき点を整理します。正確な条文は必ず Anthropic の公式ページで確認してください。この記事の検証日以降にポリシーが変わっている可能性があります。
KEY POINT
この記事で分かること
- 個人プラン(Free/Pro/Max)と商用(API/Team/Enterprise)でのデータ利用の違い
- 学習利用のオン・オフを確認・変更する手順
- 業務で使う前に判断すべきチェック項目
「学習に使う」「保存する」「アクセスする」は別の話
混同されやすいので、最初に 3 つを分けます。
| 概念 | 意味 |
|---|---|
| 学習利用(training) | 送信したデータを、将来のモデルの訓練データとして使うこと |
| 保持(retention) | 送信したデータをサーバー側に一定期間保存すること。不正利用の検出などのため |
| アクセス(access) | Anthropic の担当者が内容を閲覧できる条件。通常は利用規約違反の調査など限定的 |
「学習に使わない」設定にしても、保持はゼロにはなりません。逆に、保持されていても学習に使われるとは限りません。
プランごとの既定の扱い
| 契約 | 学習利用の既定 | 変更 |
|---|---|---|
| Free / Pro / Max(個人向け) | 利用者の設定に従う。初回に選択を求められ、以後は設定画面で変更 | 可能(設定画面) |
| API(Anthropic Console)従量課金 | 学習に使わない | - |
| Team / Enterprise | 学習に使わない | - |
| Amazon Bedrock / Google Vertex AI 経由 | 各クラウド事業者の規約に従う(Anthropic に学習用データは渡らない) | - |
Claude Code は、ログインしているアカウントの契約に従います。Pro/Max アカウントでログインしていれば個人向けの設定が適用され、API キーで認証していれば商用の扱いです。
個人プランを業務に使う場合
Pro/Max は個人向けの契約です。会社のコードを扱う場合は、学習利用をオフにするだけでなく、そもそも個人契約で業務データを扱ってよいかを会社の規程で確認してください。組織で使うなら Team/Enterprise か API 契約が前提になります。
設定の確認手順(個人プラン)
- ブラウザで claude.ai にログインします。
- 設定(Settings)を開き、プライバシー(Privacy)の項目に進みます。
- 「Claude の改善に協力する(Help improve Claude)」に相当するトグルを確認します。オンなら学習に使われ、オフなら使われません。
- 変更後は、Claude Code 側で再ログインする必要はありません。設定はアカウント単位で適用されます。
Claude Code の対話中に /status を実行すると、ログイン中のアカウントと認証方式が表示されます。「どの契約で動いているか」の確認に使えます。
保持期間の目安
保持期間は、学習利用の設定によって変わります。学習利用をオンにしている場合は長期間(年単位)、オフにしている場合は短期間(日単位)が公式に案内されています。具体的な日数は改定されることがあるため、Privacy Center の最新の記載を参照してください。
商用契約では、契約内容によってゼロデータ保持(Zero Data Retention)の適用を受けられる場合があります。規制業種で必須なら、営業窓口に確認してください。
業務利用前のチェック項目
- 契約形態は何か(個人 / API / Team / Enterprise)
- 個人プランの場合、学習利用のトグルはオフか
- 会社の規程で、外部 AI サービスへのコード送信が許可されているか
- 秘密情報(認証情報、顧客データ)を Claude に読ませない設定があるか(秘密情報を読ませないための設定)
- MCP サーバー経由で外部サービスに送られるデータの範囲を把握しているか
- クラウド事業者経由(Bedrock/Vertex)を使う場合、その事業者のデータ規約を確認したか
Claude Code が送信するデータの範囲
Claude Code は、指示の内容に応じて必要なファイルを読み、その内容を API に送信します。リポジトリ全体を常に送るわけではありませんが、grep や cat で読んだ内容はすべて送信対象です。読ませたくないファイルは permissions の deny で明示的に禁止します(permissions の設計)。
また、利用状況の統計(テレメトリ)の送信も別途行われます。無効化する環境変数は公式ドキュメントで案内されています。
用語解説
テレメトリ: 機能の利用回数やエラー発生などの統計情報です。コードの内容そのものとは別の扱いで、無効化のための設定が用意されています。
Codex・Gemini CLI との違い
Codex(OpenAI)や Gemini CLI(Google)も、個人向けと商用向けで既定の扱いが異なる点は同じです。Gemini CLI は個人の Google アカウントでログインした無料枠では、データが製品改善に使われる旨の案内があります(Gemini CLI の無料枠と制限)。ツールごとに確認してください。
まとめ
- 学習利用・保持・アクセスは別の概念。設定で制御できるのは主に学習利用
- API / Team / Enterprise は既定で学習に使われない。Pro/Max は設定次第
- 個人プランは claude.ai の設定画面でトグルを確認し、業務利用は会社の規程に従う
- 送信されるのは Claude が読んだファイルの内容。読ませたくないものは deny で禁止する
よくある質問
- 会社のコードを Claude Code に読ませても大丈夫ですか?
- 契約形態によります。API キー、Team、Enterprise の商用利用ではデフォルトで学習に使われません。個人の Pro/Max では設定次第なので、必ず設定を確認し、会社のポリシーに従ってください。
- 学習に使われない設定にすると機能は制限されますか?
- 機能の制限はありません。データの保持期間が短くなるだけです。
- 過去に送ったデータを後から学習対象外にできますか?
- 設定を変更した時点以降のデータに適用されます。過去分の扱いは公式の Privacy Center の説明を確認してください。
参考にした一次情報
この記事は公式ドキュメントを基に AI が下書きを作成し、運営者が内容を確認して公開しています。誤りを見つけた場合はお問い合わせからお知らせください。